肩こり

肩こりは、筋肉内への血流不足が原因として挙げられますが、改善させるためにはそれだけでは難しいんです。

肩こりを訴えている方のほとんどが、姿勢不良と姿勢を維持するための筋肉が弱くなって使えなくなっています。

・姿勢不良

姿勢が良い場合は、骨盤と背骨、頭が一直線になり周りの筋肉を使わなく良い状態にです。

一方、悪い姿勢は、３つが一直線ではなく特に頭は前に出て落ちないように、首や肩の筋肉（僧帽筋）で引っ張っている状態になります。

その姿勢が長時間続くと筋肉が硬くなり血流不足でコリに繋がります。

・筋肉がうまく使えない

本来は姿勢を維持するために使う筋肉が上手く使えなくなっている事が多いです。

例えば、猫背になると「広背筋」という筋肉が付変えにくくなります。筋肉は縮む事は出来ても、

意識的に伸ばす事はできません。

猫背は、身体を丸まる方向へ進むことで背中の筋肉は強制的に伸ばされ、これを改善させようと「防御反応」で筋肉を固めてしまします。この状態が続くと本来の機能が低下し、いざ背筋を伸ばして維持しようとした時に、広背筋が使えない状態になり、すぐ猫背姿勢になってしまいます。

異常の事から、単純に筋肉をもみほぐすだけでは改善しないのが、「肩こり」なので姿勢と筋肉をうまく使う事も治す必要があります。