頭痛

一次性頭痛の中でも、一番多いとされている頭痛で人生の中でこの頭痛が一度もしたことない人はいないという程、一度は経験する症状だと思います。

首の後ろから後頭部から頭の両側に締め付けるような痛みが起こります。

現代は、デスクワークやスマホで作業することが増え同じ姿勢でいる事が多いく、首や肩の筋肉が緊張することで肩こりや首の痛みが発生します。

肩や首が凝る事で、頭に血流が行きにくくなり、頭の筋肉や組織が血流不足になり筋緊張性頭痛になります。

では、改善させるためにはどうしたらいいのか？

首周りや肩周りの筋肉を緩めればいいのかというとそうではありません。

頭に血流を流すために、首や肩の筋肉を緩めて血流量を増やすことで改善する可能性はありますが、一時的な改善で根本ではありません。根本は何かというと、普段の身体の使い方や仕事や作業している姿勢を診る必要があります。

例えば、デスクワークの時の姿勢がかなり猫背で首が前に出ている人であれば、その姿勢にならないように姿勢矯正をおこなう。

スマホで下ばかりを見ていてストレートネックのようになっていたら、ストレートネックを解消するために、筋緊張の改善だけでなく、頸椎の本来の動きがあるのかを確認する。

また、骨盤が後傾して腰が丸くなっていないか。背骨も本来のS字（横から見た際に背骨はS字になっている）が保たれているのか。

人によっては、食いしばりや歯ぎしりを持っていて、仕事中はずっと食いしばりながら仕事をするような状態で表情筋や側頭筋に力だ入り続けて頭痛になっていることもあります。

いったい原因がどこから起こっているのかを見極める事が大切になってきます。